流通大手イオンが5日発表した2017年3~5月期連結決算は純損益が36億円の黒字(前年同期は62億円の赤字)に転換した。固定資産の売却益に加え、苦戦する主力の総合スーパー事業で販促費の圧縮などを通じ、収益を改善させた。

 総合スーパー事業は中核子会社のイオンリテールが本業のもうけを示す営業損益が赤字だったものの、赤字幅は大きく削減。ただ、消費者の節約志向が続いていることもあり、総合スーパー事業全体の売上高は前年同期を下回った。

 イオンリテールの岡崎双一社長は、4月に実施した約250品目の値下げを評価し「していなかったら(収益が)もっと下がっていた」と説明した。

 売上高に当たる営業収益は前年同期比1・1%増の2兆681億円。本業のもうけを示す営業利益は11・4%増の366億円。【共同】

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