障害者の人たちが描いた力作20点が展示されている=佐賀市の佐賀大美術館

 ダウン症や自閉症など障害のある人たちの作品展「もうひとつのものさし展」が佐賀市の佐賀大美術館で開催されている。独特の感性に彩られた油絵など20点が展示されている。入場無料で15日まで。

 作品展では、障害のある人たちが思いを込めた力作が並ぶ。川内大輔さんの赤と緑のアクリル絵の具で力強く描かれた「二匹の不死鳥」や、河島晋作さんの油性ペンでノート1面に数字の羅列が描かれた作品などが展示されている。鑑賞した長崎県の北川大樹さん(30)は「意外な着眼点にはっとさせられる作品ばかり」と感心していた。

 現在、美術教育を受けていない人たちが本能のおもむくままに作品を描く“生の芸術”が注目を集めている。作品展を主催した「社会福祉法人はる」の福島龍三郎理事長は「思いがけない着想や表現を楽しんでほしい」と話した。

 展示会は厚生労働省の「2016年度障害者の芸術活動支援モデル事業」の一環で開催された。

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