当選が確実となり、花束を手に笑顔を見せる武広勇平氏=12日午後10時18分、三養基郡上峰町坊所の事務所

 任期満了に伴う三養基郡上峰町長選は12日、投開票され、無所属で現職の武広勇平氏(37)=堤=が3674票を獲得、無所属新人で元町会計管理者の鶴田直輝氏(66)=坊所=を約2300票差の大差で破り、3選を決めた。投票率は66・74%と1989年の町制施行後の首長選では初めて7割を切り、前回(2009年、76・58%)を9・84ポイント下回った。

 引き続き町のかじ取りを任された武広氏は「時代の節目が来た。依存と分配のまちづくりから自立と創造のまちづくりに変え、地域内の経済が循環していく仕掛けをしていきたい」と抱負を述べた。

 選挙戦で武広氏は財政健全化やふるさと納税の寄付額を全国上位に押し上げた実績などをアピール。「分配から投資の施策」を掲げ、小中学生の学校給食費無料化や道の駅整備と一体化した中心市街地再開発、農業の6次産業化推進などを訴え、支持を広げた。

 新人の鶴田氏は38年の行政経験や東日本大震災被災地勤務を背景に、災害に強いまちづくりや、町直営の給食センター新設などを掲げたが、及ばなかった。

 期日前投票は1368人(17・94%)で、09年の町長選(668人、9・42%)に比べて8・52ポイント増えた。当日有権者数は7627人(男性3571人、女性4056人)。

■上峰町長選得票(選管最終)

当 3,674 武広 勇平 37 無 現

  1,370 鶴田 直輝 66 無 新

              (無効 46)

【武広氏の略歴】

県東部地区防衛協会会長(国会議員秘書、一新塾生)上智大卒、堤 当(3)

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