有田の魅力や地方でアートイベントを開催する意義などを語り合う松本美枝子さん(右)、百田暁生さん(中央)、原大輔さん=有田町のカフェ「ファウンテンマウンテン」

 アートと地方をテーマにしたトークイベントが11日、有田町のカフェであった。町内に長期滞在して有田焼生産の現場などを撮影した写真家の松本美枝子さんら3人が、有田の魅力や地方でアートイベントを開催する意義などを話し合った。

 イベントは「肥前窯業圏」として日本遺産に認定された県内4市1町で開催中の「Saga Dish&Craft(ディッシュ・アンド・クラフト)」の一環。松本さんと同町の陶芸家、百田暁生さん、埼玉県在住のアートディレクターで、昨年父の故郷有田にカフェを開設した原大輔さんが登壇した。

 3人は有田の職人の高い技術などに触れ「400年の歴史の中で焼き物文化が町の人の血や肉となっている」と指摘。「現代アートの作家が町に滞在して作品制作すれば面白い作品が生まれる」などと話した。

 同町に約1カ月滞在し、有田焼に欠かせない技術の生地作りや型作りなどの職人仕事を撮影した松本さんの作品は、同町のカフェ「ファウンテンマウンテン」で19日まで、複合観光施設「キルンアリタ」と窯元ショールーム「アリタポーセリンラボ旗艦店」で20日まで展示している。

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