9年ぶり3度目の最強者となった橋口正さん=佐賀市の神野公園内「神野のお茶屋」

 第39期佐賀県アマ囲碁最強者戦(佐賀新聞社主催)の挑戦手合三番勝負の第2局が12日、佐賀市の神野公園内「神野のお茶屋」で開かれ、挑戦者の橋口正さん(60)=武雄市=が、前期最強者の久保弘さん(80)=小城市=を2連勝で下し、9年ぶり3度目のタイトルに輝いた。

 橋口さんが先番。黒の互い小目に白2連星のスタート。右下隅、白14キリから始まった戦いの分かれは、黒が窮屈な形となった。白50ハネに対し黒は51にキリ、白を攻めたが、白52の手入れが冷静。黒の攻めが自分の模様に白を追い込む進行になり、形勢を損ねて白優勢の局面になった。

 黒は三々に侵入して白地を削減したが、白模様のスケールが大きく、白のリードが続いた。ところが、黒113キリ込みに対し白が受け方を誤り、9子を取られ黒の挽回を許した。その後は細かいヨセ合いとなったが、橋口さんが1目半を残し、第1局に続き連勝した。

 橋口さんは「2日間、割と良く打てた。久保さんはなかなか勝てない相手なのでうれしい」と久々のタイトル奪取を喜んだ。久保さんは近年、今大会だけに照準を絞っている。惜しくも4連覇と18度目のタイトルを逃した。「中盤の攻めで間違えたのが大きく、実戦不足も痛かった」と語った。

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