能の動き「型」を体験する参加者と指導する佐野さん(中央)=鳥栖市のサンメッセ鳥栖

 日本の伝統文化である能の世界を体験するワークショップ「能楽事始め」(鳥栖アートジャンクション主催、佐賀新聞社など後援)が11日、鳥栖市本鳥栖町のサンメッセ鳥栖で開かれた。市民ら約100人が参加し、宝生流能楽師シテの佐野登さんからお祝いの定番「高砂」について教えを受けた。

 最初に立ち方や歩き方などを分かりやすくまとめた約10分間のビデオを見た。発声の仕方を学び「高砂」を参加者全員で反復練習。鳥栖謡隊とこども謡隊の7人が手本を披露した後、簡易的につくられた舞台の上で、希望者が佐野さんから歩き方や泣き方などの一連の動き「型」を学んだ。

 佐野さんが「能は一つの動作や所作で相手に思いを伝える」「面をつけるのだから、顔の表情で表してはダメ」などと会場を笑わせながら指導していた。

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