九州電力は19日、電気契約を結ぶ個人客向けに、九州7県にある墓や空き家の管理を支援する新事業を始めると発表した。高齢者や首都圏居住者へのサービスを充実させ、電力小売り全面自由化後の顧客流出を食い止めるとともに、新規顧客の獲得につなげる狙い。九電によると、墓や空き家に関するサービス実施は大手電力では初めて。

 契約者からの依頼を受けて、九電の提携業者が先祖の墓や空き家になった実家を訪問。墓石や家の窓ガラスに損壊がないか、草木が生い茂っていないか調べる。ごみ拾いなど簡易清掃を実施し、写真付きのメールで報告する。墓には花や線香のお供えもする。

 墓の訪問は1回5000円、空き家の訪問は1回2000円。破損箇所の修理や草刈りはオプション料金で請け負う。

 来年1月16日から開始。九電のほか、東京電力管内で電力販売を行う子会社の九電みらいエナジー(福岡市)の契約者が対象になる。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加