110番をテーマにした漫才をするメタルラックの野中勇輔さん(左)と山崎貴史さん=佐賀市のゆめタウン佐賀

 110番の日の10日、お笑いコンビ「メタルラック」の野中勇輔さん(29)、山崎貴史さん(29)=佐賀市出身、福岡よしもと所属=が佐賀県警の「1日通信指令官」に任命された。同市のゆめタウン佐賀で110番を題材にした漫才を繰り広げ、笑いを通して買い物客に適正利用を呼び掛けた。

 警察では、緊急性を要しない110番を減らすことが課題。ボケ担当の野中さんが通報者役、ツッコミ担当の山崎さんは指令官役で漫才し、110番にピザを注文したり、通報者のもめ事の相手が山崎さんの母親だったりするなどのネタで観覧者の笑いを誘った。制服姿でチラシも配り、乳児に「相談電話は110番ではなく♯(シャープ)9110に」と真顔で訴えて買い物客を楽しませていた。

 2人が自ら県警に売り込んでつかんだ「1日通信指令官」。山崎さんは「事件事故の緊急時に対応できるよう適正利用を」と話した。県警通信指令課によると、2016年の110番の受理件数は5万6973件で、1日当たり約160件。このうち緊急性を要しなかったのは1万2310件で全体の約22%を占めた。

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