佐賀県は6日、災害時に関係機関の情報を一括管理する「災害情報共有システム」に不具合が生じたと発表した。システムの環境設定が何らかの理由で変更され、6市町の避難情報が報道機関などに配信できなくなった。原因を調べている。

 消防防災課によると、6日午前8時ごろ、災害情報が配信されていないのに担当者が気づき、調査で設定変更が判明した。通常の設定に戻して約5時間後の午後1時15分に復旧した。発覚するまで受信側から問い合わせはなかった。

 システムでは自治体の被災状況や避難の情報をテレビやスマートフォン、ポータルサイトなどを通じて住民が入手できるよう、集約してメディア向けに一斉配信している。昨年6月に導入し、事業費約9千万円。これまで運用に問題はなく、5月の訓練でも異常は確認されなかった。

 消防防災課は「不具合はあってはならず、原因や補修、維持管理の在り方を検証し、適正なシステムの運用につなげる」としている。

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