食品表示法の完全施行を前に、留意点などを学んだ業者向け説明会=佐賀市のアバンセ

 2020年4月に完全施行される食品表示法の業者向け説明会が、佐賀市で開かれた。法整備により対象となる加工食品の範囲が拡大。栄養成分の記載も義務付けられていることなどから、県生活衛生課の担当者らが留意点を説明した。

 同法は食品の安全性や品質を分かりやすく表示するため、日本農林規格(JAS)法や食品衛生法などの基準を一元化し、15年に施行された。安全性にかかわる表示違反の罰則も強化されており、周知を図るため5年間の移行期間が設けられている。

 対象となる加工食品には、新たに生干しや湯通し、調味料を加えた食品も加わった。県の担当者は「スパイスを振った肉をはじめ、刺身の盛り合わせや複数の野菜を組み合わせたカット野菜も対象になる」と具体例を挙げて説明。罰則強化に関しては「是正指示を受けると社名も公表される」と注意を促した。

 説明会は県が主催し、県内の食品加工業者など約230人が参加した。個別相談会のほか、産学官連携による食環境整備に関する講演もあった。

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