九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に関する伊万里市民への説明会開催を県に求めていた伊万里市議会は13日、市民対象の説明会が難しいと判断し、市議が国に質問や意見を述べ、説明を受ける機会を求めることを決めた。県にも出席を求める方針で、日程などの調整を急ぐ。盛泰子議長は「市議会開会中(24日閉会)にも実現できるよう努力したい」と話している。

 市議会はこれまで2度申し入れたが、県は改めて説明会を主催する意向がないと返答した。対応を協議した全員協議会では「市議会主催で住民説明会を開くべきだ」との意見もあったが、「市民の代表として市議会が国の説明を聞き、市民に伝えてはどうか」と妥協案が挙がった。

 市議のほぼ全員が1月28日の県民説明会に参加したが、市民の質問を優先し、質問した市議は1人だけだった。そのため既に国側の説明を聞いたことを前提とし、市議側の質疑から始める進め方を想定。「何らかの方法で、市民からも質問を募りたい」としている。

 10日の申し入れでは県側と県民説明会開催の趣旨を巡り食い違いが生じた経緯があり、盛議長は「やはり県に来てもらう意義はある」と県の同席を求める。

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