「早期発見のためにこまめに受診を」と呼び掛けた女優の仁科亜季子さん=小城市のひらまつ内科レディースクリニック

■4度のがん治療語る

 がん治療への理解を深めようと、ひらまつ病院(小城市)が主催する市民公開講座が12日、小城市のひらまつ内科レディースクリニックで開かれた。女優の仁科亜季子さん(63)が子宮など4度のがん治療からの生還体験を語り、「早期発見のためにこまめに受診を」と呼び掛けた。

 仁科さんは38歳のころ、たまたま受診した病院で子宮頸がんが発見され、「頭が真っ白になった。もしその時に見つかっていなかったら2年の命だった」と振り返った。抗がん剤で治療を受けたが、つわりの何倍もの吐き気に襲われ、排水溝が詰まるほど髪の毛が抜けたという体験も語った。

 仁科さんは、その後も大腸がんなど3度もの大手術を乗り越えた。気弱になりがちな闘病生活の支えとして「元気、陽気、強気、やる気、勇気、の五つの『き』で困難を乗り越えた」と話した。佐賀県が子宮がん死亡率全国ワースト2位のデータも示し、「子宮の検診を10代から受けることを勧める」と呼び掛けた。

 講座は約300人が聴講し、仁科さんや同院の訪問看護ステーションの堀口奈緒子所長を交えたパネルディスカッションもあった。

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