19日告示、26日投開票の小城市長選で、公明党県本部は13日、推薦を出さず、「自主投票」にすると発表した。現職の江里口秀次氏(64)=小城町、3期=と新人の藤田直子氏(64)=三日月町=の双方から推薦願が提出されていたが、「首長選の推薦は3期まで」とする内規があることなどを踏まえて判断した。

 県本部は12日に緊急幹部会を開き、両氏の推薦願を協議し、対応を決めた。江里口氏は今回で4期目にあたり内規に触れる。一方の藤田氏側には、「福祉分野などの政見が党の政策と近いとの公明支持者の声を受けて推薦願が出された」(県本部関係者)事情があるという。

 公明の決定に江里口陣営の幹部は「(県本部が)内規に従ったまでのこと」と冷静に受け止めている。ただ、後援会の会員からは「自主投票といえど主要政党から確実な協力を得られなかったのは痛い。引き締めて選挙戦に臨まないと」と危機感を募らせていた。

 自民党小城市支部と民進党県連は、過去の実績を考慮し現職を既に推薦。社民党県連は、相次ぐ大型施設建設を批判しつつ、脱原発の政見をたびたび見せていることから江里口氏への「支持」を表明している。

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