結成総会であいさつする久保会長=佐賀市のアバンセ

 吉野ケ里遺跡(神埼市郡)の世界文化遺産登録を目指す「吉野ケ里を未来につなぐ会」の結成総会が13日、佐賀市のアバンセで開かれた。地元住民や遺跡の保全運動に関わってきた約70人が参加し、遺跡を後世に伝えるための運動方針を確認した。

 佐賀大名誉教授の久保浩洋さん(89)を会長に選出した。久保会長は「国民の多くが遺跡に感動し、支持されたことで工業団地になるところが保全された。とても素晴らしいことだが、その後が十分に生かされていない」とあいさつし、会の設立目的を説明した。

 同会は、遺跡の世界遺産登録と吉野ケ里博物館の設置の二つを目標に掲げている。学習会や後援会、シンポジウムを開催するほか、宣伝物や会報の発行などを実施する。

 総会後、郷土史家で吉野ケ里遺跡研究で知られる高島忠平氏が「吉野ケ里から当時の『国』を考える」と題し記念講演した。

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