兒玉准教授の講義を聞く参加者=佐賀市の佐賀大学

 環境問題について市民と大学生が共に学ぶ「佐賀環境フォーラム」が11日、佐賀大学で開講した。幅広い分野の講師による講義のほか、体験講座やワークショップなどを実施し、環境に関する正しい知識を養う。

 初回は同大総合分析実験センターの兒玉宏樹准教授が講演し、開発と環境のバランスなど、近年の環境問題の特徴を説明した。インフラが十分に整っていない途上国を支援し、環境への耐性を強めることなどを対策として取り上げたほか、車以外の乗り物を利用したり、クールビズを促すなど身近にできる行動の必要性も訴えた。その上でフォーラムについて「異なる世代や立場の考え方を理解し、情報交換の場にしてほしい」と話した。

 同フォーラムは佐賀市と佐賀大が連携して実施する講座で、大学での研究や市の行政施策に反映させることが狙い。2001年度から毎年開いており、本年度は県内の外来魚の生態や海洋エネルギー開発の現状など多様なテーマで講座を開く。7月までに全12回を予定している。

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