熊谷勝願正寺前住職の法話を聞く留学生=佐賀市の願正寺

 タイやスリランカなど、県内の仏教徒の留学生らが集い、寺院で礼拝などを行う「佐賀国際仏教交流会」が10日、佐賀市の願正寺で行われた。

 県内の大学には、仏教徒の学生が多く留学している。釈迦の誕生日など特別な日には寺院での参詣を望むが、母国のように気軽に入れる感じがせず、当初は入りにくさを感じていた。

 学生たちの思いを聞いた住職たちが、3年ほど前から交流会を企画し今回で10回目となる。礼拝を行った後は、餅つきや楽器演奏などで、市民との交流も深めている。

 この日の交流会には、佐賀大や九州龍谷短大から留学生ら約30人が参加した。仏教徒が国際的な集いを行う時に用いる古代インドの言葉「パーリ語」で礼拝。その後、交流会の会長を務める熊谷勝願正寺前住職の法話や、佐賀大学元教授のラタナーヤカ・ピヤダーサ氏による瞑想(めいそう)についての話と実践があった。また、参加者たちはスリランカのお茶を飲みながら親交を深めた。

 現在、宗派に関係なく多くの寺院に協力を呼び掛けている。

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