■ICT活用は最低

 ノートは取るが授業は受け身になりがちで、試験前の勉強は一夜漬け-。国立青少年教育振興機構が13日に公表した4カ国調査結果で、こんな日本の高校生の勉強スタイルが浮かび上がった。機構は「板書を写すといった昔ながらの授業で、生徒は受け身のままだ。生徒が課題を発見し、解決する取り組みを促すよう教員の授業観の改善が必要だ」としている。【共同】

 調査は昨年9~11月、勉強や生活の意識を把握するため同機構などが実施。日本約2千人、米国約1500人、中国約2500人、韓国1800人の高校生が答えた。

 勉強の仕方を複数回答で尋ねたところ、「試験前にまとめて勉強する」を選んだのは日本が69・3%で、米国69・0%、韓国56・4%、中国48・4%と続いた。逆に「勉強したことを実際に応用してみる」では、日本が10・2%で最低。米国65・5%、中国34・2%、韓国14・5%だった。

 授業中の態度について「グループワークのときには積極的に参加する」との設問に「よくある」と答えた割合は米国68・1%、韓国54・2%、中国45・4%に比べ、日本は25・3%にとどまった。一方で「きちんとノートを取る」は、50~60%台の米中韓に対し、日本は79・4%に上った。

 情報通信技術(ICT)の活用に関する設問で「プレゼンテーションソフトを使う」と答えたのは米国74・5%、韓国64・1%、中国32・3%。日本は11・1%で大きく水をあけられた。文章・表計算ソフト使用、ホームページ作成も、日本は4カ国中最低だった。

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