大勢の来場者でにぎわう池田学展=佐賀市の県立美術館

記念の7万人目となった山口舞さん(右端)ら=佐賀市の県立美術館

 佐賀市の県立美術館で開かれている大規模個展「池田学展 The Pen 凝縮の宇宙」の来場者数が14日、7万人に達した。過去最多だったポーラ美術館コレクション展(2014年)の6万3512人を更新した。

 併設の県立博物館では第4回日展(1973年)で6万7145人を記録している。池田学展は地方展覧会として異例のにぎわいを見せ、平日に約2000人、土・日曜には3000~4000人が訪れている。

 7万人目となったのは保育士の山口舞さん(25)=杵島郡白石町=。母親の原崎ひずるさん(55)と長女・心菜ちゃん(5カ月)の親子3世代で来館した。副島良彦副知事から池田さんのサイン入り図録やジグソーパズルを贈られた。山口さんは「会期が20日までなので急いで来た。1枚の絵にさまざまなストーリーが描かれていて感動した」と喜んでいた。

 会場には池田さんが米国のチェイゼン美術館で3年かけ滞在制作した新作「誕生」をはじめ、東京芸大時代の初期作品や海外で高い評価を受けた「存在」「Meltdown」など約120点を展示している。

 駐車場不足が予想されるため、主催者は公共交通機関の利用を呼び掛けている。会期は20日まで。観覧料は一般1200円、高校生以下無料。開館時間は午前9時半から午後6時まで。18~20日は午後7時まで。

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