■「住民の意見伝えたい」

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画を巡り、佐賀市の高木瀬校区子ども会連絡協議会(松永敦彦会長)が、校区内の約400世帯を対象に住民の考えや賛否を尋ねるアンケートを実施している。計画の諾否判断前に住民の意見を伝える目的で、県と市に集計結果を提出する。

 配備計画について「子どもの未来に関わる大切なことだが、市民の声が行政にあまり伝わっていない」としてアンケート実施を決めた。昨年12月上旬、協議会に加盟する15の子ども会を通じ小学生のいる家庭に配った。保護者が無記名で回答する。

 質問は全2問で、1問目は計画に対して「あなたが思っていることを選んで下さい(複数回答可)」として、13の選択肢を示した。2問目では、計画への賛否を直接尋ねている。

 1問目の選択肢では、「墜落、部分落下が心配」「漁業や農業への心配」という懸念や「外国の進行から日本を守るために配備は必要」「国の交付金や経済効果が期待できる」と理解を示す回答を並べ、「中立的なアンケートになるよう配慮した」(松永会長)。25日までに回収する。

 松永会長は「各家庭で計画について話すきっかけにもなると思う。賛否の割合ではなく、住民がどのような考えを持っているか、諾否を判断する県と市に少しでも伝えたい」と話す。

=オスプレイ配備の先に=

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