ハーグで散策する生徒

最終日にハーグのライデン大学で交流

■収穫を胸に帰国

 オランダと交流する事業「県オランダ青少年交流プログラム」で県から派遣された県内の高校生10人が10日、帰国しました。学校体験やホームステイなど現地でたくさんの出会いがあり、それぞれ収穫があったようです。佐賀のSNS「ひびの」(無料の会員登録が必要)で、引率した県職員のニックネーム「チームオランダ」さんの現地リポートを紹介します。

【10日17:31】(日本時間)

 ▼最終日は、霧の中、アムステルダムからハーグへ移動。在オランダ日本大使館を訪問して猪俣駐オランダ日本国大使とお会いし、ライデン大学の学生と交流しました。

 ▽佐賀北高1年・村田智哉さん「大使館の仕事として、第2次世界大戦で戦争を経験したオランダの高齢者たちを日本に招待していることがわかった。驚いたのは、戦争によるトラウマで夜も眠れない人が、日本に招待して長崎などを回りオランダに帰ってきたあと、ゆっくり眠れるようになったと言われていた。しかしまだ、月に1回デモが起こっているらしい。大使館の人はそういった人が早く日本に対して良い印象を持ってほしいというのが本心だと語った」

 ▽唐津東高2年・草場茜さん「ライデン大学で日本語を学んでいる生徒たちは私たちよりはるかに日本に興味があり、ジェスチャーや表情でなんとか伝えようとしていました。コミュニケーションの第一歩は相手に伝えようとするチャレンジ精神を持つことだと思った。これからもっと自分の意見を表現できるように頑張りたい!」

 ▽致遠館1年・宮副奏音さん「ライデン大学で交流した学生のほとんどは『母国語プラス二つ以上の外国語』をコミュニケーションレベルで話すことができるそうで、自分ももっと語学スキルを身につけて、いろいろな国の人と交流したいと刺激をもらうことができ、大変良い機会となった」

 ▽唐津東高2年・美間坂さきさん「オランダの生徒は皆、自分の意見をしっかり持っていて発言が多かったことに感銘を受けました。地理的要因もあるとは思いますが、それよりも積極性から英語がこんなに上達しているのだなあと思いました。また、時事的なことに興味を持っているのも印象的でした」

 ▽佐賀西高2年・遠藤彩さん「英語で通じるかどうかの心配より、積極的に話しかけ、相手の目を見て話を聞き、コミュニケーションをとることが何よりも大切だという当たり前のことに気づきました。人生観が変わるほど貴重な経験となり、オランダと日本の良さを知りました」

 ▽武雄高1年・古川智月さん「オランダはすてきな国でした。特にアムステルダムはどこか自由で楽しい雰囲気が街に流れており、みんなのびのびと生活していました。『自分の好きなことをする』のは、どうしても周りの目を気にしてしまう日本ではなかなかできないと思いました」

このエントリーをはてなブックマークに追加