レグナテックのブースは、凝ったデザインの新作家具を並べている=大川市の大川産業会館

 2017年の商況を占う業者向けの家具展示会「第49回大川家具新春展」が11日、大川市の大川産業会館を主会場に始まった。佐賀県内のメーカーを含む約200社が出展。従来なかった商品もそろえるなどして需要開拓を目指している。12日まで。

 今年は新たに海外からもバイヤーを招いた。開所式では、主催する福岡・大川家具工業会の松田洋一理事長が「東アジアから2日間で約20人が来場する。市況は厳しいが、世界という新たな市場にも挑戦していこう」と呼び掛けた。

 クローゼットの普及や消費低迷などで箱物を中心に市場の縮小が続く中、タンスが主力の門田(もんだ)木工(佐賀市諸富町)は新たに手掛けたテレビボードなどのリビング向け家具を大幅に増やした。門田陽一社長は「顧客の要望を取り入れて改良し、需要をつかみたい」と意欲的に売り込んだ。

 香港やシンガポールへの海外展開を進めているレグナテック(同)も、人気素材のウォールナットなどを使った新製品を展示。取っ手を波のように加工するなど凝ったデザインで来場者にアピールしている。

 新春展は、同工業会が年4回開いている展示会で国内最大規模。昨年は全国の小売店など1540社、約2600人が訪れている。

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