太陽系外惑星の発見による宇宙観の変容を語る京都大学の佐々木貴教助教=唐津市東唐津の虹の松原ホテル

■地元・唐津で講演

 唐津市二タ子出身で、京都大学大学院・宇宙物理学教室で惑星の理論研究を専門に行う佐々木貴教助教(37)が地元で講演した。市民約100人に最先端の研究をやさしく紹介し、「宇宙は地球であふれている」と語った。

 最初に佐々木さんは天動説と地動説を振り返りながら、「我々、人類は特殊な存在ではない。人類をありふれた存在にしたのが天文学の長い歴史」とした。

 これを証明するように1995年に「人類初の太陽系外惑星」を発見。米国航空宇宙局(NASA)が2009年に打ち上げたケプラー宇宙望遠鏡により、現在は3500個を確認し、「地球に似たサイズがたくさんあって、宇宙は地球だらけ。我々の宇宙観を大きく揺るがした」と述べた。

 最後は生命がすめる惑星の存在に話が及んだ。これまで地球の「いとこ」「7姉妹」と呼ばれる惑星が確認され、「次は『地球の双子』と呼ばれる惑星が見つかり、20××年には地球外生命が発見されるかもしれない」と予想した。

 11日に虹の松原ホテルであった「からつ塾」で講演し、母校の唐津東高校でも語った。

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