砂と布を詰めたろ過実験の装置を取り付ける子どもたち=佐賀市立図書館

 国連児童基金の活動や身近にできるボランティアについて知ってもらおうと県ユニセフ協会は4日、佐賀市立図書館でボランティア講座を開いた。子どもたちや保護者10人が参加。世界の水環境を学び、泥水のろ過実験を体験した。

 講座では「水から世界を考えよう」のテーマで、日本と他国の水環境の違いを説明。日本人が1日に平均320リットルの水を使っていることや、他国では安全な水が飲めないことで毎日800人の子どもが命を落としている現状を学んだ。

 布と砂を使った泥水のろ過実験で、子どもたちは布と砂の配分を考え、ペットボトルのろ過装置を準備した。濁った泥水を装置に入れると、透明な水がしたたり落ち「すごい」「こんなにきれいになるんだ」と驚いた様子だった。

 参加した田村玲於奈さん(12)は「汚い水が簡単にきれいになってびっくりした。日本人が1日に使う水の量が多いと知ったので、自分も無駄に使わないようにしたい」と話した。

 同会は年1回のボランティア講座のほか、県内外の小中学校で出張講座も開いている。江島きよ子事務局長は「講座をきっかけにユニセフや世界の現状への理解が広がれば」と話した。

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