足場の組まれた主祭殿

美しい大賀ハス

 今、北内郭では主祭殿を中心に屋根の補修工事が行われています。安全のため、主祭殿の周辺には足場が組まれ、ネットが掛けられていますので、残念ながら主祭殿の姿が見えなくなってしまいました。毎日主祭殿を見上げて、その大きさに弥生時代のロマンを感じていましたが、周囲を覆われてしまうと、ますます巨大さに驚かされます。

 足場が組まれた直後は、遠くから見ると金属の足場が不思議と木製のようにも見えました。弥生時代は木製の足場を組んで主祭殿を造り上げたものと考えられますが、その足場跡は見つかっていません。しかし、建物の柱穴からは、現代にも通じるような知恵がうかがわれました。

 平成13年に公開された主祭殿ですが、その工事の過程は覆い屋の中での作業でしたから、見る事はできませんでしたが、どんな建物が復元されているのか、ワクワクしていたのを思い出します。今度、足場が外され、キリッとした屋根の主祭殿を見るのが楽しみです。

 また、園内では「大賀ハス」が見事な花を咲かせています。千葉県の落合遺跡から発見されたハスの実から栽培された弥生時代のハスです。ぜひご覧ください。(吉野ケ里ガイド・福田幸夫)

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