唐津信用金庫は7日、40代男性職員が顧客に100万円を借りさせ、自分の借金返済などに充てていたとして、6月30日付で諭旨解雇にしたと発表した。

 信金によると、元職員は西唐津支店の支店長代理だった2013年10月、知人の女性に「営業成績を上げたい。自分が責任を持って返済する」と依頼した。融資手続きでは別の職員が女性に借りる意思を確認していた。

 5年ローンで、1年後の14年10月に繰り上げして全額返済していたが、今年4月に女性が信金に「不正ではなかったか」と相談し、発覚した。

 調査し、職員自身のために債務を負うように顧客に依頼した行為が就業規則に抵触すると判断した。懲戒解雇の次に重く、退職金が大幅減額となる諭旨解雇とした。当時の支店長は厳重注意、常勤役員5人は月額報酬を1カ月減額した。中島幸利常務理事は「再発防止へ向けて全店を挙げて取り組んでいく」と話している。

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