論点整理素案について佐賀県の担当者に説明する柳川市の成松宏副市長(右端)ら=佐賀県庁

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画で、柳川市は7日、市がまとめた計画に対する論点整理素案を佐賀県と九州防衛局に説明した。

 柳川市の成松宏副市長と石橋正次市民部長が佐賀県庁を訪れ、県の落合裕二政策部長らが対応した。

 成松副市長らは、素案の11項目のうち、機体の安全性、騒音の生活環境への影響、観光都市としての発展への影響の3項目で「懸念の払拭(ふっしょく)ができていない」と説明。特に悪天候時の計器飛行で柳川市上空を飛行する可能性があることを踏まえ「自動着陸誘導装置(ILS)の空港西側への増設で国に働き掛けを」と求めた。

 落合部長は「ILSについては県の論点整理で記述しておらず、改めて検討して防衛省にどういった形で投げ掛けていけるか考えたい」とした上で「今後も柳川市と情報共有して進めたい」と答えた。

 柳川市は市民の意見を募集した上で8月下旬に最終的な論点整理をまとめ、佐賀県に提出する考え。金子健次・柳川市長は記者会見で「(佐賀県が)是非を判断する前に柳川市に話があると思っている。その時にうろたえないよう整理したい」と述べた。

=オスプレイ配備の先に=

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