キャンペーンでは買い物客に風船やティッシュを配り、乳がん検診の受診を呼び掛けた=佐賀市のゆめタウン佐賀

 乳がんについての正しい知識を広め、検診の早期受診を呼び掛ける街頭キャンペーンが、14日の「母の日」に合わせて県内5地区の商業施設などで開かれた。行政職員や患者会のメンバーらが「検診を受けていますか」と買い物客に声を掛け、啓発した。

 佐賀中部、杵藤、鳥栖、伊万里、唐津の五つの保健福祉事務所ごとに実施した。このうち佐賀市のゆめタウン佐賀では約30人が、乳がんの自己診断法が書かれたチラシ入りのポケットティッシュや、キャンペーンのイメージカラー・ピンク色の風船などを配布した。女性客だけでなく、男性客や子どもにも「奥さまやお母さんに勧めて」と呼び掛けた。

 県健康増進課によると、佐賀県の人口10万人当たりの乳がんの死亡率は全国平均より高水準で推移。患者数は増加して若年化の傾向がある一方、受診率はここ数年26%前後で横ばい傾向という。同課は「早期発見が何より大事」と訴えている。

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