余白や墨付けのバランスなどに着目しながら作品を解説する島谷弘幸審査委員長=佐賀市の県立美術館

 県立美術館で開催中の「梧竹・蒼海顕彰第25回県書道展」(佐賀新聞社主催)で14日、審査委員長を務めた島谷弘幸氏=九州国立博物館長=によるギャラリートークがあった。格調美を重んじる書道の奥深さは「読めなくても、全体を楽しむことができる」と説明。愛好家など約50人が耳を傾けた。

 島谷委員長は作品の調和を重視し、間の使い方や墨付きとのバランスなどを解説。格調の高さを反映させるために「絵画や彫刻、政治経済などを見ていくことも栄養になる」と書き手への助言も行った。

 書道展後期日程は16~20日で開催する。16日は古賀龍雲氏、18日は高尾秀嶽氏、20日は福地秀鵬氏が解説する。いずれも午前11時から。観覧時間は午前9時半~午後6時(20日は午後5時まで)。入場無料。問い合わせは佐賀新聞社事業部、電話0952(28)2151。

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