玄海原発を視察し、移動式大容量ポンプ車や放水砲の説明を受ける県議会原子力安全対策等特別委のメンバーら=15日午後、東松浦郡玄海町

 九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働について、佐賀県議会の原子力安全対策等特別委員会(竹内和教委員長)は15日、玄海原発を視察し、新規制基準に沿った安全対策を確認した。再稼働を判断する議論の参考にする。

 県議11人が九電社員の説明を受けながら構内を見て回った。3号機の原子炉周辺では、非常用電源になるディーゼル発電機と、発電機を竜巻から守る約6メートル四方の扉を見学した。

 緊急時に原子炉を冷やす際は、近くの貯水池から50立方メートルの水をくみ上げ、ポンプで注入する。議員からは「放射能が漏れたときはどうするのか」「水を放水する装置は遠隔操作できるのか、手動で動かすのか」などの質問が出ていた。

 視察後、竹内委員長は「伊方と川内原発も見たが、それ以上に安全対策がなされている。100パーセント安全とは誰も言えないが、以前と比べるとバックアップ態勢ができている」と視察した実感を語った。

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