佐賀市嘉瀬地区共乾施設利用組合の使途不明金問題に関連し、組合から損害賠償を請求されている元組合長側が、名誉を損なわれたとして現組合長に慰謝料などを求めた訴訟で、組合側は21日までに、請求棄却を求めた。

 また、元組合長とともに訴えられている当時の会計担当事務員が、不当な退職を理由に組合に給与の未払い金などを求めた訴えについても「自発的に退職した」と主張し、全面的に争う姿勢を示した。21日に佐賀地裁で行われた非公開の弁論準備手続きの後、組合側の弁護士が明らかにした。

 元組合長側は「不正はないのに使い込んだなどと言われた」「無理やり退職を迫られた」などと主張している。組合では10年間に3億7千万円の使途不明金が発生し、組合側が元組合長らに約1億6千万円の損害賠償を求める訴訟が同地裁で係属している。

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