義援金を呼びかけるサガン鳥栖の石川啓人選手(左)ら。サポーターが浄財を投じていた=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 九州豪雨の被災地を支援しようと8日、サッカーJ1のサガン鳥栖対川崎フロンターレ戦があった鳥栖市のベストアメニティスタジアムで選手たちが義援金を呼びかけた。サポーターたちは応援するチームの垣根を超え浄財を投じ、迅速な人命救助や1日も早い復興を願った。

 スタジアムの一角に義援金を受け付ける箱が置かれ、石川啓人選手、ファンティーニ燦選手、太田徹郎選手がサポーターに協力を求めた。鳥栖だけでなく、川崎のユニホームを着た人々もこぞって列に加わり、支援の輪を広げた。川崎のファンで会社員の武宮慶直さん(33)=福岡市=は「東日本大震災の時もサッカーの力が復興に貢献した。今回は自分もその一員になれれば」。有田町から訪れた右近葵さん(25)は「朝倉市にもサガンを応援している人が居ると思う。同じ九州同士助け合いたい」と話した。

 被害の大きかった朝倉市に隣接する筑前町出身の石川選手は「実家は無事だったが、近くの友人も浸水などの被害に遭い、災害を身近に感じている」と明かし、「自分にできることは、助けになりたい」と語った。

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