多久市の防災担当者の報告を聞く関係機関の職員ら=多久市南多久町

 梅雨や台風など本格的な大雨の時期を控え、多久市内の災害危険箇所をチェックする防災パトロールが15日あり、国交省武雄河川事務所、佐賀土木事務所など行政や警察署、消防署の職員ら約30人が、同市多久町の地すべり防止区域などを巡回した。

 パトロールは、昨年6月の大雨で土手の一部が崩壊した多久町西の原のため池など7カ所を回った。

 最初に訪れた南多久町笹原の林地開発区域では、太陽光パネル設置のため、森林伐採で山肌が露出。「大雨で大量の土砂が流れ込んだ」という担当者の説明に、関係機関の職員は熱心にメモをとっていた。雨水をためる木枠で囲った貯水槽を視察した消防関係者からは「大雨時ではこれくらいの規模では小さすぎる」との声が上がった。

 パトロールに同行した横尾俊彦多久市長は「実際に現地を訪れることで気づきを分かち合い、今後の対策に役立てたい」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加