沖縄の米軍基地反対運動の現状について話す沖縄平和運動センターの山城博治議長=佐賀市の自治労会館

■「危ないと声上げ続けて」

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への反対運動に取り組む沖縄平和運動センターの山城博治議長が7日、佐賀市で講演した。新たな基地建設を巡って政府と対立する中、逮捕や強制排除などの圧力を受けている運動の現状を報告した。

 山城氏は沖縄の反基地運動のリーダー的存在で、抗議活動中に有刺鉄線を切断した器物損壊容疑で逮捕され、5カ月にわたり勾留された。「どう考えても運動に対する弾圧だった。私だけならいいが、仲間が何人も逮捕されるのが一番つらかった」と振り返り、「それでも平和な暮らしを守るため、めげることなく運動を続けていく」と話した。

 自衛隊オプスレイの佐賀空港配備計画については「米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯と同じように、配備された後に政府は、佐賀か長崎の山あいに訓練場をつくると言い出す。警戒した方がいい」と指摘し、「県議会が受け入れ決議をしようが、危ないものは危ないと声を上げ続けてほしい」と訴えた。

 佐賀県平和運動センターが「沖縄に連帯する佐賀県集会」と題して企画し、約180人が聴講した。

このエントリーをはてなブックマークに追加