静岡県は15日、中部電力浜岡原発(同県御前崎市)で事故が発生した際の広域避難計画の修正案を公表、県外避難先として12都県の349市区町村を明らかにした。県内自治体の担当者を集めた原子力防災対策研究会を開き、状況を説明した。来週中の策定を目指す。

 昨年3月に公表した際、受け入れ先の詳しい自治体名は調整中を理由に伏せていた。現在も避難計画策定に向けて協議が続く自治体が含まれており、変更される場合もあり得るとしている。

 事故時にすぐ避難が必要な原発5キロ圏の予防防護措置区域(PAZ)に含まれる御前崎市、牧之原市のほか、県が定める31キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)の計11市町の住民約94万人が対象。

 避難先は(1)南海トラフ巨大地震などとの複合災害の場合(2)原発事故単独の場合を想定している。【共同】

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