担任から紹介を受ける市民の自主製作映画「ふたつの巨星」スタッフ=小城市砥川小学校

 郷土の偉人について知ろうと小城市牛津町の砥川小学校(田中裕子校長)4年生30人は12日、同町市民による自主製作映画のDVD「ふたつの巨星」を観賞した。児童たちは校区にゆかりの深い佐賀藩石工・平川与四(よし)右衛門(えもん)の活躍ぶりを熱心に見入っていた。

 DVD上映は、総合的な教育の一貫で、郷土を支えた人物について4年生の調べ学習の教材として取り上げた。授業に入る前に、映画のメガホンを取った田中正照さんが「ふるさとの歴史と文化をつくったすごい人がいたことを知ってほしい」とあいさつした。

 幕末期の長崎街道牛津宿を舞台に、百貨店「玉屋」の創始者・田中丸善蔵と平川が親睦を深めるシーンなど、児童はテレビ画面にくぎ付けになって視聴。約75分の上映を終え、感想文を書き上げた。光益莱人(らいと)君は「平川与四右衛門は本とかで知っていたけど、実際にのみで石を彫る場面は迫力があり、あらためてすごい人だと思った」と感心していた。

 担任の佐藤宏之教諭は「映画作品ではあるが、映像を通して歴史上の人物の仕事ぶりが分かるのは教材として非常に役立つ」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加