宣言証の交付を受ける住民ら=佐賀市の日新公民館

 ニセ電話詐欺被害を食い止めようと、佐賀県警が一般の協力者を募集している「だまされま宣言」。防犯意識を持ち続けてもらうため佐賀南署は8日、日新校区で宣言した住民12人に、県内で初めて宣言証を交付した。

 宣言は、「詐欺にだまされません」「通報をためらいません」といった内容。詐欺グループの手口に対抗し、ニセ電話に備えることで被害を食い止めることを目的にしている。

 県内では3642人、佐賀南署では今年4月の発足以降32人が宣言している。同署では「実際に起きた際、どこに連絡したらいいか分からない」との声があり、カードサイズの宣言証を作成し、最寄りの交番や警察署の連絡先を記した。

 日新公民館で開かれた交付式で川原義之署長は「南署管内では、1人6千万円を超える被害が発生した。だまされない意識を高めて」とあいさつし、代表者に宣言証を手渡した。

 今後も、地区の集まりなどで配る予定。同署は「宣言証を持つ人たちの所に警察官が巡回するなど、情報共有につなげたい。“この地区だと詐欺できない”と思わせる防犯体制づくりができたら」と話す。

このエントリーをはてなブックマークに追加