複数の教育相談室を設けるなど支援体制を話す学校関係者=佐賀市のアバンセ

 不登校経験や発達障害、高校中退者が対象の全県募集枠(40人)を来年4月から設ける厳木高校の説明会が8日、佐賀市のアバンセで開かれた。少人数での授業や複数の教育相談室を設けるなど、きめ細やかな支援体制を説明した。

 厳木高では、県内全域から無理なく通学できるように、始業時間を午前9時40分に繰り下げる。授業は今までより5分短い45分単位で「集中して授業に臨める。短縮分は教員が工夫し、内容を深める」とした。

 生徒の学習支援については、単位制で多くの選択科目を準備し、ケースによっては中学校の学習を復習するなど学び直しも行う。1年次は20人の少人数クラス、2年次以降は進学と就職のクラスに分かれて指導する。農作業など、地元の環境を生かした体験学習も取り入れる。

 発達障害のある中学生の娘がいるという母親は「自宅からも電車で通える。学校を見て雰囲気も確かめたい」と話した。北村敬校長は「国公立大の理系にもチャレンジできるようなカリキュラムも設ける。生徒の特性に応じて柔軟に対応したい」と話す。

 進学を検討する生徒や保護者ら約70人が参加した。8月1日は同校で体験入学を行い、同2、3の両日は個別進学相談会や校内見学を行う。

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