希望の企業や団体のブースを回り、採用担当者から説明を聞く大学生ら=佐賀市のマリトピア

 佐賀県内への就職を希望している2018年春卒業予定の大学生らを対象にした「さが就活ナビ 企業研究セミナー」(佐賀新聞社主催)が16日、佐賀市のマリトピアであった。人手不足を背景に企業の採用意欲は高く、過去最多の78社・団体が出展。採用担当者が事業内容や福利厚生などを説明し、県内就職の魅力をアピールした。

 経団連が示した採用日程は昨年と同じで、会社説明会は今月1日に解禁され、既に本番を迎えている。関東、関西などの大学で学ぶ県出身者らを含め、リクルートスーツ姿の約200人が来場した。

 塩田工高出身で徳山大3年の石田貴人さん(21)は「地元貢献が目標。両親の世話もしたい」と製造業のブースを積極的に訪問。給与などの待遇は都市圏の企業が勝るものの、「長い人生を考えると、佐賀で暮らす方が幸せと思う」と話した。佐賀市出身で西南学院大3年の平尾慶太さん(23)は「やりがいがあり、長く働ける会社を探す。地元が一番だが、待遇がよければ県外就職も考えたい」と語った。

 空前の売り手市場の中、都市部と地方の人材獲得競争は過熱しており、参加企業は自社の魅力を積極アピールした。理系学生を中心に長い列ができた松尾建設(佐賀市)の担当者は「地元で働くメリットを強調した。優秀な学生を多く採用し、若い技術者の育成や人手不足解消につなげたい」と話していた。

 佐賀県内の新卒・転職者向け就職情報サイト「さが就活ナビ」(https://shukatsu.saga-s.co.jp)は、460社の情報を掲載し、学生らの登録を呼び掛けている。問い合わせは事務局(佐賀新聞社営業局内)、電話0952(28)2195へ。

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