佐賀県立九州陶磁文化館を鈴田由紀夫館長(左手前)の案内で視察された眞子さま=2016年10月、西松浦郡有田町(代表撮影)

 眞子さま(25)が、国際基督教大(ICU)時代の同級生小室圭さん(25)と婚約されることが明らかになり、列島各地では喜びの声とともに「国民と皇族の懸け橋になって」と期待する声が聞かれた。 

 秋篠宮邸がある東京・赤坂御用地前。通り掛かった港区の男性会社員(59)は「びっくりした。おめでたいね」とにっこり。近くに住む70代女性は「眞子さまはしっかりした方だと思うので、しっかりした方を選んだのだろう。お幸せに」と祝福した。

 眞子さまと小室さんが通っていたICU。3年生の三田エリカさん(21)は、講義中に婚約を知った。高校生だった数年前、同大の文化祭で眞子さまが出店の売り子をしていた姿をよく覚えているといい、「先輩同士の結婚に親しみを感じる。『おめでとうございます』の一言です」。1年生の遠藤大樹さん(18)は「相手の方が、眞子さまのことを特別扱いしないで交際を重ねた結果では」と話した。

 「北朝鮮のミサイル発射など暗いニュースが多かったので、うれしい」。仙台市青葉区の主婦斉藤友美恵さん(62)は顔をほころばせ、「幸せになって」。

 札幌市東区のパート職員伊藤美香さん(42)は「眞子さまには落ち着いた印象があり、幸せな家庭を築けるはず」とし、結婚後に皇籍を離れることを踏まえ「国民と皇族の懸け橋になっていただければ」と期待を寄せた。

 一方、東京都豊島区の大学院生の女性(26)は「皇室はちょっと遠い存在であまりイメージがつかない」と戸惑った様子。ただ「結婚後もやりたいことを貫いて活躍してほしい」とエールを送った。

 大阪・梅田の繁華街。大阪市中央区の会社員佐々木卓也さん(27)は「皇族の方と結婚するのはただならぬ決意」と小室さんにも思いを寄せ、「今の時代に合った家庭を2人でつくってほしい」と願う。福岡市中心部の公園では、福岡県筑前町の専門学校生領家希歩さん(19)が「皇室は制約が多そう。これからは一人の女性として幸せをつかんで」と笑顔を見せた。【共同】

「温かい家庭築いて」 有田焼案内の県民祝福

 近く婚約されることが16日に明らかになった秋篠宮家の長女、眞子さま(25)は昨年10月、有田焼創業400年の記念式典に合わせ、西松浦郡有田町や伊万里市を訪問された。眞子さまは博物館学を学ぶなど美術・工芸に関心が高く、伝統の焼き物産地を熱心に見学された。案内した関係者からは祝福の声が相次いだ。

 「とてもおめでたい」。有田町の佐賀県立九州陶磁文化館で案内した鈴田由紀夫館長(65)は、「婚約内定」の報に接して喜んだ。

 案内中、眞子さまが英国留学時代に古伊万里を調査されたことを直接聞いた。展示物への的確な質問から、「伝統文化への興味と幅広い知識を感じた」と振り返る。拍手で出迎えた来館者に時間をかけて応えられた姿も思い浮かべ、「優しく配慮のある方。日本文化を大切にする温かいご家庭を築かれるでしょう」。

 伊万里市の大川内山を訪問された際、自社工房を案内した畑萬陶苑の畑石眞嗣社長(62)は、眞子さまが一つ一つの作品や工程に興味を示され、熱心に質問された姿が印象に残っている。ペンダントをお土産に贈ると大喜びされ「乙女心」ものぞかせていたという。「伝統工芸品への造詣が深く、美意識の高い方。幸せな家庭を築いて、伊万里焼の器で食事を楽しんでいただけたら」と話した。

 式典前日と当日に同行した有田町の山口隆敏町長(68)は「スケジュールが立て込んでいたのに、常に笑顔を絶やさない方だった」と思い返す。大学の同級生と婚約されると聞いて「次はお二人で有田に来ていただきたい」と期待を寄せた。

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