福岡市城南区の佐賀銀行干隈支店で昨年10月、現金5430万円が盗まれた事件で、福岡県警は16日、窃盗などの疑いで、福岡市早良区野芥7丁目、自称自営業船津武治容疑者(44)と、福岡市東区香椎2丁目、自称アルバイト吉田巧容疑者(34)を逮捕した。

 同行では、昨年8月に東区の箱崎支店に男らが侵入する事件も発生。一連の事件での逮捕者は、今回の2人を含め計11人となり、県警の捜査は終結した。

 県警は、二つの事件を主導したのは、窃盗罪などで起訴された元行員の吉田淳被告(42)とヤミ金業を営んでいた服部龍二被告(35)とみており、多額の借金を抱える吉田淳被告が返済の代わりに服部被告に行内の情報を流したり干隈支店の鍵を渡したりした疑いも出ている。

 県警は、干隈支店に実際に侵入したのは窃盗罪などで起訴された別の男3人で、現金はグループ内で分配したとみる。今回逮捕した2人は見張り役で、報酬として15万~20万円を得たとしている。

 2人の逮捕容疑は昨年10月6日夜、吉田淳、服部両被告ら6人と共謀し、現金5430万円を盗んだ疑い。【共同】

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