昨年9月28日の集中豪雨でのり面が崩落した現場を巡検する市、警察・消防のトップら=伊万里市黒川町大黒川

 本格的な豪雨期を前に、伊万里市で16日、昨年の災害発生箇所を点検する防災パトロールがあった。市や警察・消防のトップが復旧工事の現場に立ち会い、被害状況の確認や今季の防災対策の検証を行った。

 パトロールは塚部芳和市長をはじめ34人が参加。昨年9月28日の集中豪雨で幅24・5メートルでのり面が崩壊した七ツ島工業団地入口の国道204号黒川町大黒川交差点では、県伊万里土木事務所の担当者が、急斜面だった崩落現場の傾斜を40度程度にする改良工事の概要を説明。歩道、車道ともに狭くなっている現状に、地元区長からも「通学路で、工業団地から出てくるトレーラーもぎりぎりで旋回している。早期の復旧を」と要望が挙がった。

 一行は松浦町堤川地区の山地崩落で、降雨や熊本地震などの複合的要因でナシ農園にも被害が及んでいる現場も視察した。塚部市長は「災害対策は初期対応が肝心で、パトロールを通じて関係機関の連携を確認できた」と総括した。

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