400回目を迎えた「子等子等コンサート」。児童たちに生演奏を披露するメンバーたち=鹿島市の能古見小学校浅浦分校

 佐賀在住の演奏家4人による「子等子等(こらこら)コンサート」が鹿島市の能古見小学校浅浦分校であった。同コンサートは400回目を迎え、分校の2年生5人と地域住民の約40人が生演奏に親しんだ。浅浦分校は来年度からは休校が決まっており、児童たちには記念の演奏会となった。

 子等子等コンサートは1981年から県内の学校を中心にボランティアの訪問演奏を続けている。出演はピアノの吉富久美子さん、ソプラノの水頭順子さん、フルートの古川智恵子さん、バイオリンの森和幸さん。

 メンバーは同分校への訪問の機会を長年うかがっていたが、ピアノがなく実現できなかった。今回、1988年に受賞した佐賀新聞社会大賞の賞金でピアノを借りて演奏会を開いた。

 4人はソロやアンサンブルで「G線上のアリア」やオペラアリアの名曲を披露。児童たちと地域住民が地区の踊り「甚八音頭」で飛び入り参加するなど盛り上がった。2年生の竹谷陽人(はると)君と吉村はぐみさんは「生演奏はすごかった。『さくらさくら』などメロディーがきれい」と感想を語った。

 第1回コンサートから携わる吉富さんは「人前で演奏することは勉強にもなり、子どもたちのダイレクトな反応が毎回楽しみ。400回続くとは思わなかった」と感慨深げに話した。

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