ステージが設置される貨物フェリー「どんがめ」と、企画した林本さん=唐津市呼子町のマリンパル呼子

 船の上で能を楽しむイベントが30日、唐津市呼子の呼子港で開かれる。同町出身の能楽師林本大さん(40)らが、海にちなんだ演目を中心に披露する。

 マリンパル呼子に係留した貨物フェリー「どんがめ」の上に、ステージを設置。海に沈められてしまった太鼓の名人の少年を描いた「天鼓」や、船に乗る義経らを平家の亡霊が追う「船弁慶」などを演じる。各演目の前には、林本さんがあらすじや見どころを解説する。

 大阪に住む林本さんは月に一度、同町で能教室を開いている。気軽に能を楽しんでもらおうと、神社や公民館などで定期的に公演も催している。今回のイベントは「海の上で登場人物たちの存在を感じてもらえれば」と企画した。「開放感ある海上のロケーションで能を楽しんで」と呼び掛ける。

 午後5時半開場。入場料は2500円。大学生以下千円。チケットは前谷薬局で取り扱う。雨天時は呼子公民館で行う。

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