雪が降る中、大学入試センター試験の会場に向かう受験生=14日午前、秋田市

 厳しい寒波に見舞われた日本列島は14日、北日本から西日本にかけて大雪が降り、各地で今季一番の寒さとなった。東京都心や名古屋市など太平洋側でも雪になり、初雪が観測された地点もあった。大学入試センター試験2日目の15日も大荒れの天候になる見通しで、気象庁は猛吹雪による交通トラブルや体調管理に注意を呼び掛けている。

 共同通信のまとめでは、車のスリップ事故や除雪中に屋根から転落するなどして少なくとも全国で1人が死亡、40人以上がけがをした。長野県栄村の寺で14日、除雪していた男性住職が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。雪の重みで折れた松の木が直撃したとみられる。

 交通にも影響し、東海道、山陽新幹線の一部区間で遅れが出た。全日空や日航など空の便は、日本海側を発着する路線など100便以上が欠航した。

 14日夕までの24時間降雪量は、長野県野沢温泉村80センチ、新潟県妙高市77センチ、富山市52センチ、群馬県みなかみ町43センチ。静岡、和歌山、高松、大分の気象台で初雪が観測された。

 県内でも午前11時ごろ、佐賀市のJR佐賀駅付近で初雪が観測された。県内の初雪は平年より25日遅く、昨年より4日早い。

 最高気温は伊万里市で5・5度、嬉野市で5・7度、佐賀市で7・2度といずれも平年を下回った。

 佐賀地方気象台によると、15日はさらに強い寒気が流れ込むとみられ、「山沿いを中心に雪が降るところもある」と路面凍結などに注意を呼び掛けている。

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