戦争で傷ついたアフガニスタンの状態や子どもたちの笑顔の写真を紹介した女優の藤原紀香さん=佐賀市のマリトピア

飾られている作品を解説する女優の藤原紀香さん=佐賀玉屋

 世界の紛争地で飢餓や貧困に苦しむ子どもたちの現状を知ってもらおうと、女優の藤原紀香さんが9日、佐賀市を訪れ、800人を超える人の前で講演した。

 藤原さんは2002年から、餓死や貧困に苦しむ子どもたちの救済を訴えるチャリティー活動をライフワークにしており、活動を伝える講演会を全国各地で開いている。佐賀市の佐賀玉屋で開催した、藤原さんが紛争地の子どもたちを撮影した写真展に合わせ講演会を開いた。

 講演会で藤原さんは、アフガニスタンで自分の命を守るために子どもたちが「地雷教育」を受けていたことや、泣かないと決めていたが地雷で足をなくした子どもに「日本にはいいお医者さんがいる。日本に連れて帰って足を治して」と言われ、思わず涙を流したことなど、現地で撮影した写真の説明とともに熱く語った。

 講演会終了後、写真展会場に移動し来場者と交流。藤原さんは「現地で経験したことの中で伝えたいと思ったことにシャッターを押してきた。そういったことが伝わっていけば」と話した。講演を聞きに福岡県から訪れた坂田結依さん(17)は「普段女優のイメージだったが、自分の命をかけて活動している勇気に刺激を受けた」と話した。

 今回の講演会と写真展の収益はすべて「スマイルプリーズ世界こども基金」を通じて世界の子どもたちの教育支援事業資金に充てられる。

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