■県の意見聴取調整には協力

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画などを審議する佐賀県議会の佐賀空港・新幹線問題等特別委員会(竹内和教委員長、12人)は10日、理事会を開き、県有明海漁協に参考人招致を申し入れたが、漁協側は「現段階では応じられない」と難色を示した。県による漁業者への聞き取りなどを見極めた上で、今後必要があれば理事会を開き協議する。

 理事会は非公開。竹内委員長によると、漁協の徳永重昭組合長に「参考人招致の話が出ているがどう考えるか」と自ら打診した。徳永組合長は、県の意見聴取の調整に協力する姿勢を示し「県議会も地権者に十分配慮した上で、組織を乱さないよう慎重に対応してほしい」と答えたという。

 漁協側の参考人招致は、6月議会中の理事会で提案されていた。今後の参考人招致の実施について竹内委員長は「相手のある話。(意見聴取した後に)県に聞けばいいのか、漁業者に直接話を聞くのかは分からない」と述べた。

 取材に徳永組合長は「(新体制になったばかりで)今のところ、招致に応じる時間的余裕もない。今まで県を通してきたので、そういう方向でいいんじゃないかと思う」と話した。

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