コンテナヤードの周辺に粉末の殺虫剤を散布する作業員ら=伊万里市黒川町の伊万里国際コンテナターミナル

 強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」が国内で相次いで確認されたことを受け、伊万里土木事務所などは10日、伊万里港の伊万里国際コンテナターミナルで殺虫剤を散布した。県内では確認されていないが、コンテナに潜んでいる場合を想定し、目視での警戒を含め、敷地外に出ないように水際対策を強化している。

 国交省が、中国からの定期コンテナ航路がある港湾に対策を要請していた。

 土木事務所職員や港湾管理業者ら約10人がコンテナヤード周辺で侵入防止や殺虫効果のある粉末の薬剤をまいた。10メートル間隔でベイト剤(毒の餌)も置いた。

 ヒアリは赤茶色で体長2・5~6ミリ程度。兵庫や愛知県、大阪府、東京都の港で発見された。土木事務所や県港湾課は「巣を作るとしたら土の部分なので、敷地周りに薬剤をまいた。定着する前にこうして水際で防ぐことが重要」と話している。

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