■メンテナンスで現役維持

 明日は恒例の「さが桜マラソン」が開催されます。参加者には、若年者から高齢者までさまざまな年齢の方がいらっしゃいますが、沿道の桜にも古木があり、若木もあり、桜の花の彩りがこの大会をいっそう演出してくれます。桜の木は、日ごろのメンテナンスの結果として大会の舞台を飾ってくれるわけですが、メンテナンスといえば二つのことが思い浮びます。

 一つはスポーツ界における高齢の選手層です。30年ほど前のスポーツ選手は、今よりずいぶん若い年齢で引退していました。しかし今日では、世界最年長のプロサッカー選手といわれている三浦知良さんをはじめとして、野球のイチロー選手、50歳までピッチャーとして投げ続けた山本昌選手、テニスの伊達公子選手、スキーの葛西紀明選手ら、たくさん思い浮かべることができます。このアスリートの皆さんに共通するキーワードは上手なメンテナンスです。人並み外れたメンテナンス力が、過酷なプロスポーツを長く続けられた背景だと思われます。

 もう一つは、「8020運動」の効果です。このキャッチフレーズができたのも30年ほど前ですが、当時は達成者が10人に1人もいない夢の世界でした。今では10人中8人の達成に手が届こうとしています。健康志向が高まり、サプリメント大流行の今日ではありますが、歯にだけは食べて効くサプリメントがありませんので、ひとえにメンテナンスのたまものといえます。

 「クラシックカーだけれども、毎日メンテナンスすればレースに出場できる」とは、先述したサッカーの三浦知良選手の言葉です。私たちの歯もいわば長い長いマラソンの選手のようなもので、メンテナンスをしながら現役選手をいつまでも続ける気持ちが大事なキーワードといえるでしょう。

 明日の「さが桜マラソン大会2017」が青空のもとで開かれますように。(すみ矯正歯科・隅康二)

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