佐賀県議会の桃崎峰人副議長(67)が代表を務める自民党県唐津市東松浦郡第3支部が、昨年4月の県議選の2カ月前に、県と業務請負などの契約を結んでいた業者3社から計25万円の寄付を受けていたことが分かった。公選法では、自治体と利益を伴う契約を結んでいる当事者による選挙に関する寄付を禁じている。

 桃崎氏は取材に「寄付は純粋な善意と思っていた。(契約業者の寄付禁止の)条項を把握していなかった」と釈明。「(便宜供与目的など)変な勘ぐりをされるのは自分にとっても、相手の業者にとっても本意ではない」として3業者には22日、返金したという。

 第3支部の会計責任者や政治資金収支報告書などによると、昨年2月に県と工事請負や業務委託を結んでいた唐津市内の土木関連会社、工務店、測量設計会社の3社からそれぞれ5万~10万円の寄付を受けた。桃崎氏は同3~4月、県議選運動費として同支部から計130万円の寄付を受けた。

 業者の会長を務めるある男性は「地元の議員に頑張ってもらわないといけないということで支部に寄付した。そこからどう支出されるかはこちらでは分からない」と話した。

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