舞台「おりょう」の出演陣。中央が坂本龍馬を演じる唐津市出身のお笑い芸人岩部彰さん

 唐津市相知町出身のお笑い芸人ミサイルマンの岩部彰さん(36)=本名=が坂本龍馬を演じる舞台「おりょう」が18~21日、大阪市阿倍野区の近鉄アート館(あべのハルカス内)で上演される。吉本興業と、関西小劇場を代表する「劇団そとばこまち」とのコラボ公演の第2弾。前回の織田信長役に続いて、再び日本史の主役に体当たりで挑む。

 唐津工高を卒業後、NSC大阪校(吉本興業の養成所)入りし、コンビ結成17年目となる「ミサイルマン」のボケ担当として関西を中心に活躍している。

 バラエティー番組で発した「見事、見事、あっぱれじゃ」のグルメコメントが受け、4、5年前から「武将様」のキャラクターでも活動。じわじわと人気が出て、これをきっかけに劇団側から共演のオファーを受けた。

 岩部さんのイメージに合わせて台本を書き換えた初コラボ「のぶなが」は、昨年11月に上演。「千秋楽ではお笑いにはない感覚になって、恥ずかしながら大泣きしました」と岩部さん。計約1900人の動員を果たし、座長から「龍馬が似合うと思うんです」とすぐに次作出演への声が掛かった。

 「おりょう」は、龍馬がなぜ殺されたのか、妻おりょうがその真相を突き詰めていく物語。「前作はすぐに殺され、回想シーンまで40、50分あって、佐賀から来たおやじを不安にさせた」と岩部さん。今回も暗殺シーンからで雲行きは怪しいが、「両親だけでなく、おかんがママさんバレーの仲間を連れてくるから恥かかせないで、と頼んでおいた。途中で不安になるかもしれないけど、納得して帰ってもらえるはず」と自信を見せる。

 劇団そとばこまちは関西の人気劇団で、1976年に京都大学の学内サークルとして発足。辰巳琢郎さん、生瀬勝久さんなどが在籍していた。前売り券は完売、当日券がある。全7公演で、19日を除く6公演で龍馬役を岩部さんが務める。

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